キャンドル アート ナイト＠彩の国さいたま芸術劇場

　バラのまち中央区アートフェスタ実行委員会は、まちなかに点在する地域文化・アートを結びつけることにより、中央区の地域特性を活かし、『区民と地域企業・団体と行政』の協働を機軸とした【文化的な風情と近代的な都市景観を併せ持つ新しい都市文化の創造】という新しいタイプの『協働によるまちづくり』の切り口をサポートするために活動しています。
現在、「蔵のまちコンサート」「LOVE & PEACEコンサート」「区民コンサート」を蔵づくりの家が点在する本町通り⇒けやきひろば⇒彩の国さいたま芸術劇場の3箇所をネットワークし開催しています。
今後、点によるネットワークから線のネットワーク、面のネットワークに発展していくための第一歩として、彩の国さいたま芸術劇場から、区民の手づくりによるキャンドルアートを提案します。

（１）趣旨

　公演の芸術度の高さでは埼玉県随一の「さいたま芸術劇場」、しかしその事で周辺住民からは「敷居が高い場所」というイメージを持たれている。劇場側からは「ぜひ訪れてほしい」、地域住民からは「芸術的なモノに触れてみたい」という思いがあるが、本来であれば合致しているはずの思いがうまく交差していない現状がある。

中央区の貴重な資産である「さいたま芸術劇場」と地域区民が交わっていくきっかけをつくり、かねてより「芸術文化の与野」を標榜している中央区という地域が真の創造性や文化度の高い街へ成長していくため、そのどちらにも属していない中立な立場の私たちが媒介することで、双方の思いをつなぎ合わせていく一助となりたい。

　　　交点となるきっかけの創造　－キャンドルによるイベント－

　つなぎ合わせていくためのきっかけづくりとして、劇場の敷地内で区民の方々と制作したキャンドルを並べ、普段劇場を訪れる事のない人やその日たまたま公演を見に来ていた人に、劇場でゆったりとした時間を過ごしてもらい、その良さを実感してもらう機会を提案する。

　キャンドルによるアートを実体験してもらうことは、これまで主体的に芸術的なもの・ことに接する機会が少なかった人たちに、芸術劇場の高いと思われている敷居を取り払うきっかけ作りとなるイベントとなることを期待する。

（２）コンセプト

１人ひとりが灯すキャンドルの”あかり”が与野の道をつないでいく、
それを見つめる人々の心にも暖かな”あかり”が灯っていく

点→区民の１人ひとりが作るキャンドル
線→キャンドルが連なって与野本町駅まで伸びる
面→これがきっかけで区民の人々に共有される「中央区（旧与野）らしさ」

（３）最終到達点

「芸術の街与野」の具現化
　　　中央区の文化の拠点のひとつである芸術劇場の活動と地域の活動の融合
　　　地域での文化活動の活発化、多様化

（４）プロジェクトの活動内容

開催場所：彩の国さいたま芸術劇場～与野本町駅
開 催 日：大ホール、小ホール、音楽ホール、映像ホールなどを使用した公演日。
時 間 帯：日没の前から準備を開始し、その日の最後の公演が終了してから１時間後程度。
主な活動：イベントの告知、準備、当日進行、関係機関との調整

今後のスケジュール

１月１８日　　アートフェスタ実行委員会にて企画のプレゼン
１月下旬　　　イベントの告知
　　　　　　　キャンドル制作の協力団体に案内、依頼
１月２５日　　区民コンサート参加者にキャンドル作成を依頼
１月末　　　　区民コンサート＋キャンドルアートナイトのチラシ回覧
２月上旬　　　キャンドル制作用資材の配布
２月中旬　　　作成したキャンドルの回収
２月１７日　　ワークショップ
　　　　　　　協力者、協力団体と一緒に事前準備

当日のスケジュール

　　１０：００　ＡＦ実行委員会メンバー集合
　　１３：００　キャンドル実施メンバー集合
　　　　　　　　レイアウト
　　　　　　　　設置（協力団体分、ベーシック部分）
　　１６：００　　当日作成分設置
　　１７：００　　点灯　※日没は１７：３４
　　１８：００　　終了